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富士登山の成功のためにに必要なのは装備だけじゃない?テクニックと心構えとは?

富士登山,

 

富士山は、登山中に登頂を断念する原因のほとんどが高山病によるものです。
高山病対策は様々ありますが、一番単純なのは、身体を高地にならすこと。

 

登山口となる5合目は、御殿場口で1440m、富士宮口で2400mほどあり、
ほとんどの登山者は、ここまで乗り物に乗ってやってくるので、この時点ではまだ身体が高地に順応していません。
テンションが上って、早く登りたくなってしまうのはわかりますが、ここははやる気持ちを抑えて、少なくとも30程度は登山口で身体をなじませましょう。

 

この時間でストレッチや準備体操などをしておくと更に効果的です。
まずは高度順応が、登頂成功のカギになりますね。

 

水分補給は十分に

山歩きは長時間の有酸素運動で、自分が思っている以上に汗をかいているものです。

 

また、富士山では強い日差しや乾燥で汗が一瞬で乾いてしまうため、汗をあまりかいていないような感覚になってしまうこともあるので注意が必要です。

 

水分が不足すると、軽度の脱水症状になったり、高山病にもなりやすくなるので休憩のたびにこまめに水分補給を行いましょう。

 

富士山の際は、最低でも水は1リットル以上持っていくようにしましょう。
途中の山小屋で買うことも出来ますが、そこは富士山価格。
500mlで500円もします。

 

汗をかいて水だけを補給すると、血中の塩分濃度が低下して体調不良を引き起こすので、スポーツドリンクも同程度持っていくか、歩きながら塩飴などを舐めて、塩分補給も怠らないようにしましょう。

 

山登りはゆっくり歩くのが基本

富士山に限らず、登山の基本はゆっくり過ぎるくらいゆっくり歩くこと
これが楽しく、確実に登頂するコツです。
初めはこんなにゆっくりで大丈夫なのかなと思うくらいでいいんです。
じきにそれでも早く感じるようになります(笑)

 

しかし、ここで注意したいのは「休憩を取り過ぎない」こと
せっかく温まった身体を冷やしてしまうと、再度動き始める時に辛くなります。
理想的なのは、スタートから30分歩いたら10分休憩、
以後は50分ごとに10分の休憩を挟んでいくペースです。

 

食事を取るときも、一回で全部食べてしまわずに、休憩一回ごとにおにぎり一個など、分けて食べるほうがオススメです。
一回の休憩は長くても15分以内にすませて、どっしり休み過ぎないのがポイントですね。

 

悪天候のときは無理せずに

富士山頂の8月の平均気温は5度前後。
風も強いので体感温度はさらに寒く感じられます。
富士登山のシーズンは真夏とはいえ、富士山は別世界であることを覚えておきましょう。

 

標高が高い場所では当然気温が低く、強風や雨が降っているの中では、ベテランの登山者でも遭難や低体温症の危険があります。

 

不安な時は近くの山小屋に避難する、早々に下山するなどの、諦める勇気も必要です。
無事に下山すれば何度でも再チャレンジできますが、無理に進んで事故にあえば、その後の人生もふいにしかねません。
悪天候の時は無理をせずに、引き返しましょう。

 

登山ルートからは外れないように

富士山ではルートごとに登山道や道標が整備されているので、道を間違えるという心配は少なくなっています。

 

一方で、ピークシーズンには登山者が集中して登山道の渋滞が頻発するのも富士山ならではですね。

 

その時、前の人を追い抜こうとしたり、上りと下りですれ違うときなどに、無理に登山道を外れて歩こうとするのは危険です。

 

浮石が多く転倒の危険があるだけでなく、落石など、他の登山者にも危険を及ぼすことがあるので、
無理な追い越しはしない、狭い所ですれ違う時は基本的に下りが止まって道を譲るなど、心に余裕を持って、登山道を外れないようにしましょう